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第25回「佐藤栄作賞」受賞者インタビュー |
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2009年7月8日に国連大学で開催された授賞式の後で、受賞者4人の方々に論文執筆の動機、論文の着眼点、概要を伺いました。 |
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最
優秀賞受賞者 Fraukje Idzenga さんは
論文執筆の動機を、2000年に訪れたアフリカの一国ブルキナファソでの体験と、先進国で生まれ育った一人として、アフリカの貧困問題に学術面で寄与した
いことと述べています。ブルキナファソで目の当たりにした貧困の影響は、世界を見る目と、自らのオランダでの生活に対する考え方を全く変えるものでした。全文を読む。 |
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優秀賞受 賞者廣瀬淳一さんは、文化的背景を異にする社会で生まれた制度や概念 が、ある社会に移入され定着するメカニズムを研究することに関心を持っていました。大学院での比較社会学、比較教育発展論専攻と青年海外協力隊の村落開発普及員として大洋州パラオでの活動を 土台に、国連大学の研究手法にも着目し今回の論文を執筆しました。全文を読む。 | ||
優秀賞受賞者 Greg Lavender さんは、大
学院の「人間の安全保障とグローバル化」講義で「佐藤栄作賞」について知りました。学んだ理論を実践に活かす方法を、特に
国連の現場での活動に焦点を当ててまとめる良い機会だったと述べています。国連ボランティアとしてカンボジアで働いた経験から、開発途上国の若者をとりま
く多くの難問を認識していました。アフリカの若者は希望をもたらす最たるもので、貧困問題に立ち向かう力を持っていると述べています。
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佳作受賞者 Laxmisha Rai
さんは、アフリカの貧困問題が数十年議論され、貧困緩和のためのプログラムが実践されてきたにも関わらずなぜ解消できないか、この問題への提唱が応募の動
機となっていると述べています。開発途上国の視点から3つの課題として、地方居住者の雇用、グッド・ガバナンスと政治、めまぐるしい変化に対応できるリー
ダーシップ研修を挙げ、4つの対応策を提案しています。全文を読む。 |
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