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国連大学大学院プログラム

UNU-ISP 2011年度修士課程プログラム学生募集

国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)では、2011年9月から東京で開講する修士課程プログラム、サステイナビリティと平和研究科への入学希望者を募集中です。詳しい情報は、UNU-ISP修士課程プログラムのウェブサイトをご覧ください。

ニュース

国連大学システムニュース

国連大学、政府系シンクタンクで世界トップテンに

2011.01.19 • 「2010年世界有力シンクタンク評価」報告書(「シンクタンク指数」)によると、国連大学が、政府系シンクタンクで世界のトップテンに、また国連大学世界開発経済研究所(UNU-WIDER)も国際開発シンクタンクで世界のトップテンにランクされました。

昨日発表された2010年の報告書では、国連大学システムは「最もすぐれた政府系シンクタンク」カテゴリーの7位に、そして国連大学の研究所であるUNU-WIDERも「国際開発シンクタンク」の7位にランクされました。

国連大学システムニュース

国連大学地域統合比較研究所(UNU-CRIS)、欧州委員会の新秩序化プロジェクトに参加

2011.01.17 • 国連大学地域統合比較研究所(UNU-CRIS)は、欧州委員会(EC)による「世界秩序化:欧州ネットワークによる進化(GREEN)」 プロジェクトの契約の調印を歓迎しました。

EC枠組みプログラム7の統合調査プロジェクトは、UNU-CRISを含め、世界の16の機関によって4年間、1000万ユーロをかけて行われます。プロジェクトは2011年3月から2015年2月まで実施されます。

国連大学システムニュース

UNU-IIST、ホスト国の協力を再確認


UNU-IIST 所長のピーター・ハダウィ氏(左)と経済部副局長のコー・ミン氏(右) Photo: UNU-IIST

2010.12.27 • 国連大学国際ソフトウエア技術研究所(UNU-IIST)の代表団が2010年12月15日、中華人民共和国マカオ特別行政区(SAR)にある中央人民政府駐マカオSAR連絡弁公室を訪問しました。

両者は、マカオと中国の経済・技術開発支援のため、絆を強化するという方針をあらためて確認しました。

UNU-WIDER ニュースレター記事

農業の成長と農場の規模に関する考察


ブラジルのサトウキビ農園 Photo: visionshare (Lou Gold)

2010.12.24 • 世界的に見ると、貧困国、富裕国のいずれにおいても、農業は今なお所有者自身が働き、あるいは家族の労働力に頼っている数少ない産業のひとつです。家族労働者は献身的で、労働力を柔軟に供給できるので季節や年ごとの生産の変化にもすぐ対応でき、現地の土壌や気候にも精通していることから、自営農場は一般にきわめて効率的です。

しかし、小規模農家においては、とくに生産性の向上という点では成果が限られているために、大規模な機械化農業推進政策を取っている国もあります。開発途上国や経済移行国で主に農産物を栽培している多くの農場は、ひとつの作業単位が1万ヘクタール以上あり、さらにそれらを水平統合する「超大型農場」が、何十万ヘクタールもの耕作地を管理しています。

域内移住と自由移動

UNU-CRISのディーコン教授、新設のユネスコ-国連大学チェアに就任

2010.12.20 • 11月後半、国連大学とユネスコは、「地域統合・移民・人の自由移動に関するユネスコ-国連大学チェア」を設置することに合意しました。この新設のユネスコ-国連大学チェアは、プレトリア大学(南アフリカ)との協力の下、ベルギーのブリュージュを拠点とする国連大学地域統合比較研究所(UNU-CRIS)に置かれる予定で、正式な発足は2月になります。

初代ユネスコ-国連大学チェアに就任するのは、UNU-CRISの研究員で、英国シェフィールド大学の国際社会政治学教授でもあるボブ・ディーコン博士です。

大学のガバナンス

国連大学、2010年の理事会を開催


東京の国連大学本部で開催された第57回国連大学理事会に出席した理事の集合写真 Photo: Aki Goto

2010.12.10 • 11月29日から12月2日まで、第57回国際連合理事会が東京の国連大学本部で開催されました。

理事会は、国連大学の活動や運営の指針となる原則ならびに方針を策定する統治機関で、任命理事24名と国連大学学長、および職務上の理事3名(国連事務総長、ユネスコ事務局長、国連訓練調査研究所(UNITAR)所長)で構成されています。

ユネスコ事務局長、国連大学で講演

気候変動と教育におけるユネスコの役割


国連大学本部にて講演を行うイリーナ・ボコバ ユネスコ事務局長. Photo: Curtis Christophersen/UNU

2010.12.01 • ユネスコ事務局長のイリーナ・ボコバ氏が初の公式来日を果たし、国連大学の公開シンポジウム「気候変動と教育:2010年代におけるユネスコの役割」にて基調講演を行いました。東京の国連大学本部で開かれたこの講演では、ユネスコの新しい取り組みとして、気候変動に関する知識の促進や、生物多様性の保全、気候変動の社会的側面への対応、災害リスクの最小化などの分野における研究支援活動についての紹介がなされました。

ボコバ事務局長はとくに、気候変動によりマイナス影響を受けやすい地域での教育活動を強化していくことの重要性を力説し、ユネスコ・チェアやその他のイニシアチブの役割をさらに発展させることにより貢献していくというユネスコの決意が強調されました。

E-waste問題の解決に向けて

StEP 2010年総会、ロンドンで開催


ロンドンで開かれたStEP総会の参加者たち。Photo: Charuek Hengrasmee

2010.11.24 • 国連大学が調整役を務める官民合同のイニシアチブ「E-waste(電気電子機器廃棄物)問題を解決する(StEP)の2010年総会がロンドンで行われました。45以上のStEPメンバーが参集した今回の年次総会では、オーストラリアとナイジェリアから2組織が新会員として承認され、StEPとグローバル・e-サステナビリティー・イニシアチブ(GeSI)間の覚書が締結されました。また、同総会にて2011‐2012年度の運営委員が選出されました。

StEPは5つのタスクフォース(政策、再利用、再生、再設計、能力育成)に分かれており、公正で実現可能、かつ環境にとって安全な方法で電子廃棄物問題が解決できるよう、グローバル、リージョナル、ローカルのさまざまなレベルで研究プロジェクトを実行・推進しています

2010年StEP総会の詳細については、下記をご覧ください。 http://isp.unu.edu/news/2010/StEP_general_assembly.html

StEPウェブサイト

日本アイスランド地熱エネルギーフォーラム

地熱エネルギーの可能性を探る


国連大学本部で開催された日本アイスランド地熱エネルギーフォーラム2010にて基調演説を行うアイスランドのオッスル・スカルプヘイジンソン外務対外貿易大臣。Photo: Sean Wood

2010.11.19 • 2010年11月16日、東京の国連大学本部にて、国連大学、駐日アイスランド大使館、日本動力協会、在日アイスランド商工会議所、火力原子力発電技術協会の共催で、「日本アイスランド地熱エネルギーフォーラム」が開かれました。

ステファン・ラウルス・ステファンソン駐日アイスランド大使が指摘したように、今回のフォーラムは、温室効果ガス削減に向けたグローバルな戦略上の中心的要素として、地熱エネルギーの可能性を技術と資金の両面から考察することを目的としています。

APABIS年次総会

危機下における意思決定-サステナビリティと経済の両立公的・私的展望

2010.11.16 • アジア・パシフィック・アカデミー・オブ・ビジネス・イン・ソサエティ(APABIS)の年次総会が11月4~5日、国連大学サステイナビリティと平和研究所の主催により、東京の国連大学本部で開かれました。2010年横浜APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議の開催を翌週に控えたこの日、学界はじめ民間部門、公共部門から主要な専門家が集まり、現在の世界的な金融危機や環境危機の評価を行い、ビジネスの統制や進め方について新たな方法を探りました。


基調講演をされる高円宮妃殿下 Photo: Stephan Schmidt/UNU

基調講演では、高円宮妃殿下が世界的な気候変動の危機の緊急性を取り上げ、説得力あふれるスピーチをされました。

最初の本会議では、現在の世界的な危機がもたらす課題や機会を検証し、講演者らは短期的、長期的な問題のバランスを取るための責任あるリーダーシップの必要性を訴えました。ユニリーバのハリッシュ・マンワニ氏は、「地球規模で考え、地域で行動する」という格言を逆にし、「地域のことを考え、地球規模で行動する」よう勧めました。この後、出席者はガバナンス、CSR、天然資源、気候変動、サステナビリティなどのテーマ別のグループセッションに分かれて討議を行いました。

国連大学News

ドイツとモザンビークに「ツイン研究所」の新設を計画


UNU-FLORESスコーピング・ワークショップに出席したコンラッド・オスターヴァルダー学長とザビーネ・フォン・ショルレマー・ザクセン州科学芸術大臣. Photo: UNU

2010.11.12 • 国連大学は11月11日と12日の2日間、新設予定の「国連大学物質フラックス・資源統合管理研究所(UNU-FLORES)の活動範囲や使命について基礎固めを行うスコーピング・ワークショップを開催しています。この新設の研究所では水、土壌、廃棄物などの持続可能な資源管理を中心とした研究を行う予定です。

UNU-FLORESは、国連大学の「ツイン研究所」の考えにもとづき、ドイツのドレスデンとモザンビークのマプトの2カ所に設置されます。

里山知事サミットメッセージ

COP10里山知事サミット(2010年10月20日開催)にて発表されたメッセージの全文をご覧いただけます。
http://isp.unu.edu

国連総会議長、国連大学で講演

グローバル・ガバナンスにおける国連の中心的役割の強化に向けて


国連大学本部で講演するジョゼフ・ダイス国連総会議長 Photo: Sean Wood/UNU

2010.11.03 • 2010年10月29日(金)、東京の国連大学本部で、「グローバル・ガバナンスにおける国連の中心的役割の強化に向けて」 をテーマに、第65回国連総会議長のジョゼフ・ダイス博士による講演が行われました。ダイス博士はまず、世界はグローバル・ガバナンスという点で非常に重要な節目にあることを強調し、その理由として以下の3点をあげました

第一に、世界はますます緊密な相互関連性を持つようになっており、また気候変動、ネット犯罪、金融危機など、国境を越えた新旧の課題が増えていることです。これらの課題はグローバルな性質を持つゆえに、当然ながら適切なグローバルな対応が必要となります。第二に、このたびの金融危機は政治力が新興市場に向けて広くシフトしていることを示すものであるということです。第三に、グローバル・ガバナンスのシステムは、市民社会、多国籍機関、非公式の政府間枠組(G8やG20 など)を包含して、ますます複雑化しているということです。

研究、実験、分析

国連大学サステイナビリティと平和研究所と東京都立産業技術研究センターが協力協定を締結


調印を終えた武内教授(左)と片岡博士。 Photo: Jeremy Hedley/UNU

2010.10.29 • 2010年10月28日、国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)と東京都立産業技術研究センター(TIRI)との間で協力に関する覚書が交わされ、調印式にはUNU-ISP所長で国連大学副学長の武内教授とTIRIの片岡理事長が出席しました。最初の挨拶で、武内教授は、TIRIが国内企業を支援するために産業技術研究で蓄積してきた専門知識は国連大学にも有益であるとして、片岡理事長に感謝の意を表しました。

片岡理事長は、TIRIの研究、実験、分析という3つの専門分野について簡単に説明し、産業技術全般における技術的なコンサルテーションを行っていることを紹介しました。とくに、企業の品質管理はきわめて重要であり、TIRIは自力で品質管理機能を開発できない中小企業に支援ができると力説しました。また、国連大学が世界で行っている広範な教育研究活動から、TIRIも多くを学ぶことができると述べました。

新しい行動と協調のあり方

2010年フリチョフ・ナンセン記念講演にエーリク・ソールハイム氏


東京の国連大学本部で行われた2010年フリチョフ・ナンセン記念講演で講演するノルウェーのエーリク・ソールハイム環境・国際開発大臣。Photo: Curtis Christophersen/UNU

2010.10.29 • 2010年10月27日(水)、東京の国連大学本部で2010年フリチョフ・ナンセン記念講演が開かれ、ノルウェーのエーリク・ソールハイム環境・国際開発大臣が講演されました。コンラッド・オスターヴァルダー国連大学学長がソールハイム氏を温かく迎え、訪日を機に国連大学で講演していただけることに感謝の意を表しました。ソールハイム氏は名古屋で開かれる国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に参加の予定です。初めの挨拶に立ったアルネ・ウォルター駐日ノルウェー大使は、この記念講演の名前の由来であるノルウェーの著名な政治家、人道主義者、そして探検家でもあったフリチョフ・ナンセンの業績を紹介しました。ソールハイム氏の講演は「気候変動と自然界の多様性の損失:グローバルな課題に対する新しい行動と協調のあり方」という題で、今日の多極的な世界において、国際的な協力と歩み寄りへの新しいコミットメントを求めるものでした。

ソールハイム氏はまず、近年の人間の寿命の伸び、民主主義の拡大、グローバルな中流階級の台頭など、世界中で多くの明るい進展が見られることに言及。しかしまた世界は、金融危機、世界的な貧困、気候変動など多くの難問も抱えています。一国だけではこれらの問題に単独で取り組む力も能力もありません。したがって、各国が協力して共通の立場を構築するような、新しいグローバルな集合的アプローチが必要になります。

国連デー

2010年国連デーを記念して


笑って!2010年国連デーに訪れた方々の写真 Photos: Curtis Christophersen/UNU

2010.10.23 • 1945年10月に国連が創設されたことを記念し、毎年10月24日には世界中で国連デーの記念行事が行われています。今年の国連デーのテーマは、2015年までに世界の貧困を大幅に削減することを目指す、ミレニアム開発目標(MDGs)です。

9月に開かれたMDGサミットで、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は、2015年までに社会のあらゆる部門でMDGに取り組む統一的なアプローチを取るよう呼びかけました。この精神をふまえ、駐日国連諸機関は2010年10月22日、東京の国連大学本部ビルで「MDGs:これまでの成果と残された課題」と題するイベントを共同開催しました。当日はパネルディスカッションを通じて、貧困削減、食糧安全保障、教育などの分野のMDG達成に向けたこれまでの取り組みを取り上げるとともに、今なお残されている重要な課題について注意を促しました。屋外では、農産物の直売、ライブのトークショー、展覧会、ワークショップ、音楽の演奏など、一日を通じてさまざまなイベントが行われました。

2015年のMDG達成期限まであと5年。国連デーの記念行事に参加し、この取り組みに私たちがどのように貢献できるか、いっしょに考えましょう。

「気候変動とマヤのビジョン」

アルバロ・コロン・カバジェロス大統領、国連大学で講演


東京の国連大学本部で講演するアルバロ・コロン・カバジェロス大統領Photo: Stephan Schmidt/UNU

2010.10.22 • 10月21日(木)、東京の国連大学本部で、グアテマラ共和国のアルバロ・コロン・カバジェロス大統領の講演が行われました。「気候変動とマヤのビジョン」と題したこの講演で、コロン大統領は、気候変動のせいで、グアテマラがいかに干ばつや暴風雨などの自然災害を受けやすくなったかを説明しました。グアテマラはその対策として、マヤ文明の世界観を基盤にした、総体的かつ革新的な、気候変動のための国家政策を策定しました。この政策は、気候変動の影響に順応し、またそれを緩和することで、社会や環境の福祉を追求していこうとするものです。

コロン大統領はマヤ暦(2012年からふたたび始まり、より人類中心の文明へ移行することを予言)の知恵を引用し、12月にカンクンで開催される第16回気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)と、今後数十年間の人類の文明の発展に楽観的なビジョンを示しました。この視点から見ると、気候変動や最近の金融・エネルギー危機は、さらに大きな文明の危機の予兆ということになり、尊敬の念や規律などの価値観の回復が求められています。

長期的に相互の強化をはかる

COP10名古屋会議で国連大学が里山知事サミットを開催


左から:大村慎一静岡県副知事、田口宇一郎滋賀県副知事、アフメド・ジョグラフCBD事務局長、神田真秋愛知県知事、武内和彦国連大学副学長、井戸敏三兵庫県知事、中西吉明石川県副知事、堂本暁子元国際自然保護連合副会長:Photo courtesy of Aichi Prefectural Govt.

2010.10.22 • 10月19日と20日の両日、名古屋で、里山・里海として知られる社会生態系をテーマとした2つの知事サミットが、国連大学、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、環境省の主催で開かれました。

これらのサミットでは、里山・里海の景観の保全再生と、生物多様性の保全と持続可能な活用との相互関係を樹立し、地域活性化をはかるために、日本の各自治体が取り組んでいる政策イニシアチブを紹介しました。10月19日にSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップが発足したのを受け、サミットでは、人間活動の影響を受けた生態系における生物多様性に重点を置いた地域レベルのイニシアチブが、生物多様性条約(CBD)の実施に果たす重要な役割について対話を深めることも目的としています。これらのイベントは、現在国内外で協調的行動を取るための仕組みに欠けているものを補い、生物多様性の問題に関する地域ネットワーク作りに向けた一歩となることをめざしています。

SEFIがオスターヴァルダー国連大学学長を2010年レオナルド・ダ・ビンチ・メダル受賞者に選定


左から:ボッリ教授(賞の贈呈者)、コルモス会長、オスターヴァルダー学長. Photo courtesy of Prof. Francesco Maffioli/SEFI.

2010.10.07 • 1973年に創設された欧州工学教育協会(SEFI)は、高等工学研究機関と工学教育に携わる研究者による欧州最大のネットワークで、欧州の工学教育の発展と向上に寄与することをその使命としています。

1983年に設けられたレオナルド・ダ・ビンチ・メダルはSEFIが授与する最高の栄誉で、工学教育に対して国際的にすぐれた貢献をした人に贈られる賞です。

9月21日、スロバキアのトルナバで開かれた国際IGIP-SEFI共同年次大会で授賞式が行われ、コンラッド・オスターヴァルダー国連大学学長に、2010年のレオナルド・ダ・ビンチ・メダルが贈呈されました。

これはオスターヴァルダー氏の研究、教育、指導的役割(ハーバード大学数理物理学の助教および准教授、チューリッヒ工科大学数理物理学教授、同工科大学学長、スイス、ドイツ、フランス、イタリアの大学評議会の議員および議長、国連大学学長の職を歴任)を評価して贈られたものです。

2010年レオナルド・ダ・ビオンチ・メダル - IGIP-SEFI 2010.

統治における動向とイノベーション

ユネスコで国連大学出版部の書籍2冊の新刊発表会を開催


新刊発表会の出席者(左から):ソル・イグレシアス、ベセリン・ポポフスキ、イリーナ・ボコバ、ルーク・ファン・ランゲンホーヴ、リディア・ブリト。Photo: UNESCO/Andrew Wheeler

2010.10.04 • 国連大学パリ事務所(UNU-OP)とユネスコは、国連大学出版部の書籍、「Engaging Civil Society: Emerging Trends in Democratic Governance(魅力的な市民社会:民主統治の新たな動向)」と「Building Trust in Government: Innovations in Governance Reform in Asia(政府への信頼構築:アジアの統治改革におけるイノベーション)」の新刊発表会を開きました。これらは「統治における動向とイノベーション」シリーズの一部で、国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)とハワイ大学イーストウェストセンターが共同研究を行った成果をまとめたものです。

新刊発表会ではまず、イリーナ・ボコバユネスコ事務局長から、この2冊の書籍は、グローバリゼーションをより公正で民主的かつ包括的なものにするために必要な統治とはどういうものかについての本質的な議論に寄与していると、賛辞が述べられました。ボコバ事務局長は、学術関係者と政策立案者、市民団体と民間部門の間に架け橋を築くうえで、国連大学とユネスコが最適なパートナーとして協力することの重要性を再確認し、この目的を達成するため、世界各国に国連大学とユネスコの出資による大学教授職を創設することが大切だと強調しました。そして、国連大学の高度な政策関連研究を称え、博士号取得プログラムが設置されたことに祝意を述べました。

授業開始

国連大学大学院「サステイナビリティと平和研究科」の入学式


国連大学学長、職員、大学院プログラムの学生、来賓の方々。 Photo: UNU-ISP

2010.09.13 • 国連大学サステイナビリティと平和研究所で新たに設けられた大学院課程の学生の入学式が本日、国連大学本部で開かれました。本式典には招待者のみが参加しました。司会者のジョン・クラマー教授は「国連大学史上またとないこの瞬間」に臨んだ新入生たちを歓迎しました。

国連大学のコンラッド・オスターヴァルダー学長は、この日を「私にとって感動的な瞬間」と呼び、「本日をもって国連大学は本当の大学になったのです」と述べました。学長は挨拶の中で「私たちの頭の中にある」もうひとつの再生可能なエネルギーについて語り、「今世紀は教育と学習の世紀になるでしょう」と述べました。

国連安全保障理事会決議1325号採択10周年

平和をつくる女性たち


専門家会合の出席者。 Photo courtesy of Seikyo Shimbun.

2010.09.10 • 国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)は専門家会合と公開セミナーを開催し、紛争の防止や平和の構築に女性の意見や視点や技能がどれほど取り入れられてきたか、その進捗状況を検証しました。この日、東京の国連大学本部では、UNU-ISP、戦争防止グローバル・アクション(GAPW)、創価学会インターナショナル(SGI)、女性・平和・安全保障NGOワーキンググループの共催により、多くのイベントが行われました。

国連安全保障理事会(UNSC)は2000年10月に、女性、平和、安全保障に関する画期的な決議、国連安保理決議1325号を採択しました。この決議で、武力紛争が女性に及ぼす偏った特異的な影響を取り上げ、紛争の防止と解決、平和の維持と構築に対する女性の貢献が過小評価され、活用されていないことを認めたのです。

「環境問題は世界の問題」

エクアドルのコレア大統領を迎えて第17回ウ・タント記念講演を開催


新古典派といわゆる「ワシントン・コンセンサス」を批判し、新しい価値と新しい文化的思考を呼びかけるコレア大統領。 Photo: Jeremy Hedley/UNU

2010.09.09 • 火曜日に国連本部で開かれた第17回ウ・タント記念講演では、上級閣僚とともに来日中のエクアドルのラファエル・コレア大統領が講演し、新古典主義といわゆるワシントン・コンセンサスを痛烈に批判しました。

「新古典主義はよい政策とはいえません。経済開発の達成を可能にするものではありませんでした。このような『コンセンサス』はラテンアメリカの協議の所産ではなく、その意見も表明されていません。ワシントン・コンセンサスは世界のエリートによって作られたものです。その結果、所得格差が拡大し、経済的な困難が増大しました。私たちは今この挑戦に立ち向かおうとしています」。

第2回NVMP-STEP電子廃棄物の夏期講習会

今後の電子廃棄物を考えるためアイントホーフェンとホーボーケンで若手研究者が会合

2010.09.09 • 一般にはe-wasteとして知られる電気電子機器廃棄物に関する問題が深刻化する中、フィリップス社とユミコア社は、この問題を研究する各国の若手研究者を迎えて夏期講習会を開きました。この電子廃棄物夏期講習会は、オランダ金属電子製品処理協会(NVMP)財団の協賛、StEPイニシアチブの後援を受け、国連大学の開催で8月29日から9月7日まで行われました。

「電子廃棄物の管理に関する研究能力の構築がNVMPの主目的のひとつです。この夏期講習はそのための素晴らしい土台となるでしょう」と、NVMPの研究開発責任者であるアンドレ・ハベツ氏は語っています。

この第2回NVMP-StEP電子廃棄物夏期講習会には、世界中の18の国々や研究機関から19名の学生が参加しました。10日間の講習会では、環境正義から顧客行動、リサイクル技術にいたるまで、さまざまな問題が討議されました。

詳しくはこちら

Photo by Gerard van Bree.

新大学院創設記念式典とシンポジウム

国連大学「サステイナビリティと平和研究科」を創設

Dennis Meadows
創設記念式典で講演するデニス・メドウズ教授。 Photo: UNU-ISP

2010.09.03 • 国連大学は新しい大学院プログラムとして、サステイナビリティ、開発、平和について研究する修士課程を開設し、その創設を記念して9月3日金曜日に記念式典とシンポジウムを開催しました。

サステイナビリティと平和研究科の修士課程に入学した第一期生は9月13日から授業を開始、2年間の研究を経て学位が授けられます。

国連大学のコンラッド・オスターヴァルダー学長は開会の辞で、国連大学への支援に深い感謝の意を表し、国際社会に対して国連大学の持つ独特の特徴と重要性を強調しました。また、前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏は、国連大学の業績をたたえ、今後国連大学から国際的な指導者や専門家が輩出されることに期待を表明しました。

式典の後、基調講演を行った、システム政策を専門とするニューハンプシャー大学名誉教授で、1972年出版の書籍「The Limits to Growth」の著者でもある、デニス・メドウズ氏を中心としたシンポジウムが行われました。

詳しくはこちら

UNU 日本、カリコム公開シンポジウム

気候変動と生物多様性


日・カリコム公開シンポジウムで講演を行うキャロライン・ロドリゲス=バーケット ガイアナ共和国外務大臣。 Photo: Curtis Christophersen/UNU

2010.09.02 • カリブ地域で15カ国、5つの地域が加盟しているカリブ共同体(CARICOM:カリコム)は、世界の中で最も生物多様性が豊かである地域のひとつとされています。しかし、これらの小島嶼国は、生物多様性の損失を含む、様々な差し迫った危機に瀕しています。また、これらの国は猛烈なハリケーンが頻繁に発生し、それによる洪水や土壌浸食、海面上昇が起こり、気候変動の対応に非常に脆弱です。このような現象は、彼らの生活や健康を大きく脅かしています。

東京で第二回日・カリコム外相会議が開催されるにあたり、2010年9月2日に国連大学、外務省、米州開発銀行(IADB)の共催、国際協力機構(JICA)の後援によって、気候変動と生物多様性に関する公開シンポジウムが東京の国連大学ウ・タント会議場で開催されました。 カリブ地域の政府関係者、日本の専門家、研究者、学生などが集まり、カリブ地域の急激な気候変動や生物多様性問題、カリブ地域社会や文化について意見交換を行い、また、日本とカリコムの将来の協力関係についても模索しました。

War in Our Time

国連大学出版部の新書

War in Our Time: Reflections on Iraq, Terrorism and Weapons of Mass Destruction

Ramesh Thakur

国際連合の62年の歴史の中でも独特な逸材、ラメシュ・タクール教授は、その時代の論争の的となっているテーマを一般向けに自由に書き綴って自らの意見を明確に表明してきました。本書は、世界中の数多くの新聞や国連クロニクルから、タクールによる意見記事を集めたものです。

この数年、ラメシュ・タクール氏は時代とともに移りゆく世界の姿に、卓越した批評を寄せてきました。その叡智と洞察を1冊にまとめた本書はかけがえのない資源として、指導者にとっても市民にとっても必読の書物といえましょう。
— プリンストン大学名誉教授、リチャード・フォーク

グローバルセミナーシリーズ

国連大学のグローバルセミナーは、現代社会が直面している地球規模の問題と国際連合の取り組みについての意識を高めることを目的に毎年国内外で開催されています。この目的のもと、セミナーでは学生や若い社会人の方々が、国内外の著名な学者や実務家と、講演やグループ討論を通して交流し、特定の問題について話し合いが行われます。

国際講座

毎年開催される国連大学国際講座(UNU-IC)は、将来、国連や多国籍企業、非政府機関、あるいは外交機関などで、国際的なキャリアを追求することを希望する日本内外の大学院生や大学卒業資格を持つ社会人を対象に、毎年開催されています。

ウ・タント記念講演シリーズ

ウ・タント記念講演シリーズでは毎回世界各地から各界の有識者や指導者を招き、多くの人々にとって21世紀に世界が直面する問題解決に向けて、国際的知識と叡智の交流の場となることを目指しています。

図書館

国連大学ライブラリーは、国連大学の活動によって得た業績を普及させること、そして情報資源を通じて研究をサポートする重要な役割を果たしています。

国連大学ビデオポータル

国連大学開催イベントのビデオポータルです。最近のイベントはこちら

資金援助プログラム

国連大学私費留学生育英資金貸与事業は、日本政府と国際協力銀行の資金協力により行っている事業で、私費で日本に留学する開発途上国出身の短大生・大学生・大学院生に対し、日本で勉強するために必要な資金を貸与する奨学金制度です。



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